今日、京都宇治にある京友禅と藍染、このふたつを融合させた「京藍友禅」の創始者である橋詰清貫先生の工房見学に
行ってきました。
私自身以前から藍染めの着物には、とても興味があり
特に橋詰清貫先生の作品は、特に関心がありましたので実際に工房まで行ってきました。
自宅兼工房となつていますので、まずは、自宅にお邪魔して私は、唖然としました。家中藍染づくしになっているのです。「ふすま、天井、壁、照明器具、衝立など」先生いわく趣味でしていたら、こうなってしまいましたと笑顔でおっしゃっていました。
また驚いたのが、これらの作品全て、先生が藍染で作った作品を使って奥さんが、日曜大工でなさったそうです。
先生いわく 藍染は、本当に奥くが深く愛情をもって染めれば染めるほど
色の深みと、柄の出方が違うんですと言ってました。
通常の藍染の作品は、数回しか染めず大半が科学染を使うらしく
先生の作品は、一切科学染料を使わず数十回染めて作品を作っています。
先生の藍染の色留袖です。
藍染のみで染めているとは、思わない位色の風合いが最高でした。
先生の使っている藍染めのかめを見てびっくりしました。
通常のかめの2倍近くあり 先生いわく日本一大きいかめで
染めているらしいです。
現代の名工者を受賞、また去年京都東寺にて個展開催、また
テレビ局の取材などとても多忙な先生で、なかなかお会いできるような先生でないのですが、とても気さくな先生で、またいつでも遊びに来てくださいと言って頂き工房を後にしました。
一度皆様に先生の本物の藍染作品を見て頂く個展を、企画していますので
是非お楽しみお待ち下さい。
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菜花美由紀 (日曜日, 05 5月 2013 05:32)
先生の作品は本当に素晴らしいですよね。私も藤の着物に一目惚れして、購入して、真珠泊の藤枝の帯をして、栃木足利フラワーパークに行ってきました。旅行は決まっていたので、先生の藤の着物に巡り合えて良かったです。
uedagofukuten (日曜日, 05 5月 2013 21:43)
コメント有難う御座います。
橋詰先生の作品は、本物の藍染友禅ですものね。
最高のお着物だと思います。